看護部の教育
教育理念
病院理念・看護部理念を基盤に、高い倫理観とアセスメント力・実践力を備え、信頼される看護師育成を目指します。
教育目標
- 組織の一員としての自覚を持ち、相互尊重ができる看護師を育成します
- 患者安全を最優先できる看護師を育成します
- 常に倫理的問題を考えることができる看護師を育成します
- 高い倫理観と信念を持つ自律した看護師を育成します
- 患者・家族、多職種との円滑なコミュニケーションを図ることができる看護師を育成します
- リフレクションを繰り返しながら看護実践ができる看護師を育成します
- 常に最新の知識、技術を習得するための努力を惜しまない看護師を育成します
看護部教育プログラム
国立病院機構では看護職員のキャリアパス制度をもとに、全看護職員を対象にした「ACTｙ」と看護管理者として必要な能力を育成する「CREATE」の２つの教育プログラムによって、自己の能力を自ら開発できる看護専門職者を育成しています。
当院では医療安全・感染対策、看護実践力、看護倫理、多職種協働、病院経営・マネージメント、役割発揮・自律、研究的視点、の7本を柱にクリニカルラダー別に研修を企画しています。
新人看護師支援体制
新人看護師支援の考え方
新人指導にスタッフ全員が参加し、全員が各役割を持ち育てる、全員参加型支援体制をとっています。
ラダーレベルⅠ（新人）研修プログラム
当院は入職して間もない新人看護師の方々にローテーション研修をしています。外来を除く看護師配置の全部署をローテーションしながら経験します。新社会人としてこれから働く病院の職場環境に慣れ、各病棟の雰囲気を知ってもらい、実習で不足していた看護技術演習や受け持ったことがない症例、夜間の勤務など経験していきます。
各部署で指導に当たる先輩から技術を学んだり、話を聞いたり、配属する前に各部署で頑張って働いている先輩看護師たちとの交流の場になります。希望している部署はどうなのかな、やっていけるかな、など不安の軽減に加え、入職後のリアリティショックの解消や同期との仲間づくりや、コミュニケーションの場になり好評です。
看護技術チェック
「新人看護職員研修ガイドライン」をもとに当院における基本的な看護技術の項目を4回/年、自己評価後に先輩看護師と他者評価を行っています。