栄養管理室

部門紹介

栄養管理室では、チーム医療の一翼を担う部門として、管理栄養士4名、調理師4名、事務員(非常勤)1名、給食委託会社スタッフで「患者満足度が高い安心・安全な食事の提供」と「適切な臨床栄養管理」を目標に運営しています。

業務内容は、「患者さん個々の症状にあった食事の提供」と「患者さんへの栄養食事指導と栄養管理」です。

入院中のお食事について

当院に入院中は、医師の指示のもと、患者さん個々に適した食事を提供致します。治療上食事制限のない一般治療食と治療上制限のある特別治療食があります。その他、食物アレルギーや食事の咀嚼・飲み込みづらさにも対応致します。

食事時間

当院の食事提供時間は以下の通りです。

病練	朝食	昼食	夕食
一般病棟	7:45	12:00	18:15
重心病棟	7:00	11:30	17:00

※温かい料理は温かく、冷たい料理は冷たい状態で召し上がれるように、温冷配膳車を使用しています。

食事場所

病室のほか、患者さんの状態に応じて病棟食堂をご利用いただけます。

食事内容

治療内容に応じて以下の食事を提供しています。

一般治療食	・常菜(米飯食) ・軟菜(全粥食) ・分菜(分粥食) ・流動食 ・妊婦食 ・授乳婦食 ・離乳食 ・幼児食 ・学童食
特別治療食	・エネルギーコントロール食 （糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、肝臓病、高度肥満症） ・エネルギーナトリウムコントロール食 （糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、心臓病食、高血圧症、肝臓病、高度肥満症） ・プレママ食 （妊娠糖尿病、妊娠高血圧症候群） ・エネルギータンパク質コントロール食 （糖尿病性腎症、腎不全） ・タンパク質コントロール食 （腎臓病、肝臓病） ・脂質制限食 （膵炎、胆嚢炎、胆石症、急性・慢性肝炎） ・低残渣食 （潰瘍性大腸炎、クローン病、イレウス） ・消化器疾患食 （胃・十二指腸潰瘍、胃腸炎、手術後） ・術後食 （胃切除後、消化管術後）

形態調整食

摂食・嚥下能力が低下した食事への配慮が必要な患者さんへは、食形態を調整し対応しています。

特別メニュー

一般食(常菜・妊婦食・授乳婦食・学童食)を提供している患者さんを対象に、朝食・昼食・夕食からお好みの料理をお選び頂ける「特別メニュー」を実施しています。1食110円(税込み)の自己負担を頂きます。

行事食

患者さんに食事を通して季節を感じて頂けるよう、旬の食材を用いた食事にメッセージカードを添えて、年間11回提供しています。

御祝膳

当院でご出産された方へ、山梨ブランドの「甲州ワインビーフ」を使用したステーキなど、調理師が全て手作りしたお料理にメッセージカードを添えてお出ししています。

栄養食事指導について

担当医の指示のもと、外来・入院患者さんを対象に実施しています。

	名称	曜日	時間
個人栄養食事指導	外来個人栄養食事指導 入院個人栄養食事指導	月～金(診察日)	9：00～16：30(予約制)
集団栄養食事指導	生活習慣病教室 糖尿病教室 母親学級 乳児検診 調乳指導	入院　水曜日 外来　第4金曜日 外来　第2火曜日 外来　火・金曜日 入院　月・金曜日	12：00～13：00 13：30～15：00 14：30～15：00 13：00～14：00 15：00～15：30

チーム活動

NST(栄養サポートチーム)

入院中、特に栄養状態の改善が必要な患者さんには、NSTがサポート致します。NSTは医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・言語聴覚士・管理栄養士・事務職により構成されています。

糖尿病療養指導チーム

糖尿病患者さんがより良い療養生活を送るためのケアに当たる事を目的とし、医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・理学療法士・管理栄養士・事務職により構成されています。入院中の糖尿病患者さんの治療方針を検討する糖尿病カンファレンス、外来透析予防指導、外来糖尿病教室、糖尿病お食事会の開催など、チームの活動は多岐に渡ります。