来院について

当院で出産・産後の入院生活について

当院で出産をご希望される場合、分娩の予約はお電話でも受け付けております。
月曜日から金曜日の14:00~16:00の間に産婦人科外来に御問い合わせ下さい。

  • 里帰り分娩をご希望の方は必ずお電話でご連絡下さい。
  • お電話で分娩予約を取ることが出来ます。

ご主人の立ち会い出産について

当院では、赤ちゃんのお父さんに当たる方の立ち会い出産を行っております。ご希望の方は、妊娠32遇~36遇までのあいだに、両親学級を受講していただいています。

両親学級は予約制です。
日程他、ご予約については外来助産師におたずね下さい。

お産後の入院生活について

正常な経過のお産、その後の経過も順調な場合、入院期間は以下となります。

  • 初産婦さん(はじめてのお産の方)は6日間(お産の日を0日と数える)
  • 経産婦さん(お産は2回目以上の方)は5日間

入院中は、基本的には母児同室(お母さんとお子さんは一緒に過ごすことを言います)です。お子さんの状況によって、医療処置や観察を必要とする場合には、新生児室やNICU(新生児集中治療室)などでおあずかりさせていただく場合もあります。

ご面会について

ご面会の時間は、
平日は14:00~20:00
休日は11:00~20:00 です。

出産前後、面会時間外のご面会については、病棟看護師、助産師にご相談下さい。

赤ちゃんのご兄弟など小さいお子様の赤ちゃんとのご面会も可能です。ただし大人の方も含め、感染性の病気(水ぼうそうやはしか、下痢や発熱、咳、鼻水、原因のわからない発疹、腹痛等)がある場合には、ご遠慮下さい。

水玉模様

出産を迎えられる皆さまへ

当院は、地域周産期母子医療センターとして、産科医師・小児科医師・助産師・看護師が一丸となって新しい生命の誕生を安全に迎えられるように、全力を尽くしています。
妊娠出産がお母さんだけでなく、ご家族皆さまの一生の素敵な思い出になるように、病棟全体で協力してお手伝いさせて頂きます。

当院からのお願い

  1. 妊婦健診受診・出産を予定されている方へお願い(感染予防対策)
  2. 陣痛室への付き添い・分娩立ち会いについて

※帝王切開は立ち会いできません
※令和4年11月7日より立ち会い分娩を再開します
※感染している人や濃厚接触者と接触があった、あるいはご自身が自宅待機となっている場合、もしくは濃厚接触者の場合は来院、立ち会いできません

◆当院で大切にしていること◆

🌼妊娠中から産後までスタッフが継続して関わります。
🌼一人ひとりに受け持ちスタッフがつき、個々に合わせたサポートをいたします。
🌼赤ちゃんとお母さんだけでなく、ご家族の絆づくりを支えます。
🌼母乳育児をサポートいたします。
🌼入院中も退院後も育児を安心して行えるように継続したサポートをいたします。

お母さんやご家族の方に「この病院でよかった」と笑顔で退院して頂けるように、スタッフ全員で出産・育児のサポートを親身に行っていきます。

出産の様子写真

◆当院で取り組んでいること◆

<緊急時にはすぐに対応>

産科医師だけでなく、小児科医師やNICU(新生児集中治療室)とも連携してお子さまの受け入れ態勢を整えています。

お産は自然の経過や産婦さんのもっている力を妨げることなく、必要な場合には適時適切な医療介入を行えるよう、スタッフはNCPR新生児蘇生法やALSO(Advanced Life Support in Obstetrics)など緊急時の対応に関する研修に参加し、研鑽を積んでいます。

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<お母さん主体のお産>

  • 産まれたらすぐに抱っこしたい
  • すぐに母乳をあげたい
  • 骨盤ベルトを出産後すぐに着けたい
  • 音楽を聴きながらお産がしたいなど

産婦さんやご家族が主体的に過ごせるようなバースプランの内容を、妊娠中に助産師と話し合う機会があります。

分からないことやご希望があればご相談ください。

◆具体的な取り組み◆

<助産外来>

妊娠初期・中期・後期には必ず助産師と個別で話す機会があり、妊娠中の悩みや出産の心配事など相談できます。

マタニティライフやお産を安心して過ごせるように、お一人お一人に合わせてお話いたします。産後も長期間に渡って対応しています。

病棟助産師が外来を担当しますので、顔なじみのあるスタッフが、身体のこと、気持ちのこと、育児のこと、何でも丁寧に対応しています。

心身ともに赤ちゃんを迎える準備を整える産後うつ予防のすこやかプログラムや母乳外来などは、当院出産でない方も受診できます。

※詳しくは助産外来のご案内をご覧ください。

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<バースプランとお産の振り返り>

出産、産後をどのように過ごしたいかなど、お母さんの気持ちを確認してサポートいたします。

お産後は、出産を乗り越えたことを一緒にお話して振り返ることで、心身ともに育児に向かえるようなサポートをしています。

<立ち会い出産>

出産に立ち会えるのは、赤ちゃんのお父さん(ご主人やパートナー)のみです。

立ち会い出産をご希望される場合は、当院主催の両親学級を受けて頂いています。

妊娠中から一緒に準備をしてお母さんを支え、陣痛が始まってからの分娩期を共に過ごして出産を乗り越えて、赤ちゃん誕生の喜びを分かち合って頂きたいと考えています。

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<母親学級・両親学級>

妊娠時期に合わせて集団保健指導で母親学級と両親学級を開催しています。助産師によるアドバイスだけでなく、同じ時期にお産になる方々と悩みを共有できます。

※お子様連れの受講はできません。
※詳しくは助産外来のご案内をご覧ください。

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<母児早期接触>

お母さんの肌のぬくもりで包み込むように産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこします。肌と肌との触れ合いを通して、出産した充実感や喜びをさらに実感できます。

<早期母児同室、育児サポート>

出産直後から赤ちゃんと同じ部屋で過ごすことができます。赤ちゃんの抱き方を始め、オムツ交換、授乳方法、沐浴の仕方など丁寧にお伝えします。

お母さんの不安や疑問などいつでもお話をうかがい、入院中から退院後も安心して赤ちゃんと過ごすことができるようにサポートしていきます。

<家族との時間>

感染流行期には面会制限がありますが、それ以外は基本的にどなたでも面会可能です。

上のお子さまも出産後すぐにお母さんと赤ちゃんに面会できます。面会制限のある期間の上のお子さまの面会は、分娩直後の分娩室、有料個室に入院中の場合のみ面会可能です。

※毎日体調の確認をさせて頂きます。

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<リラクゼーション>

産後は育児の疲れや気持ちの変化などお母さんの心と身体にはさまざまな変化が起こります。

少しでも心身ともにリラックスしていただきたいという思いから、アロマオイルを使用したマッサージを行っています。

一回限り(1,000円)足または背中どちらかお好きな方をお選びください。

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<産褥入院>

赤ちゃんがNICUに入院したり、『もう少し育児の練習をしてから家に帰りたい』という場合には、母児同室で産褥入院ができます。

赤ちゃんの沐浴や授乳の方法など、安心してご自宅での育児を行えるようにサポートいたします。

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◆当院のご案内◆

<施設>

病室

3つのタイプがございます。

大部屋(4人)
差額なし
個室(シャワー・トイレ付)
6,050円/日
個室(トイレ付)
3,850円/日

陣痛室

お産がある程度進むまで、こちらの部屋で過ごします。ご家族の方は二人ずつのご面会となります。上のお子さまも、感染流行期の面会制限中以外は、短時間で面会可能です。

陣痛室

分娩室

出産後2時間までこちらで過ごします。出産後はご家族どなたでも面会可能です。陣痛から分娩まで同じ部屋で過ごすことができるLDRもあります。

分娩室とLDR

<お食事>

献立

入院時にアレルギーの有無を確認しますので、安心してお食事をとっていただけます。いくつかの献立からお好きなメニューを選択することのできる日もあります。また、夕食にはお祝い膳も提供しています。

お食事

<面会時間>

平日:14:00~20:00
休日:11:00~20:00

  • 病棟入口の書類にご記入後、スタッフにお声かけください。面会札をお渡しします。
  • 面会中は面会札を必ず着用してください。
  • 発熱や体調不良のある方、感染症にかかった人と接触した可能性のある場合や、治ったばかりの場合には面会をご遠慮ください。
  • 感染流行期の面会制限中以外は、上のお子さまも面会可能です。
  • インフルエンザなどの感染流行期(およそ11月末~4月上旬)には、赤ちゃんのご両親と祖父母のみの面会制限をしています。
  • 面会制限中は、上のお子さまは出産直後の分娩室、有料個室でのみ面会可能です。毎日体調を確認させていただきます。

<入院期間・費用>

入院期間費用
初産婦の方6泊7日入院約50万円
経産婦の方5泊6日入院約47万円
※出産一時金直接支払い制度をご利用いただくと、退院時のお支払いは差額になります。
帝王切開の方9泊10日入院約45万円(健康保険適応)
※出産一時金直接支払い制度と高額医療の限度額申請ご利用いただくと、退院時のお支払いは差額になります。
当院からのメッセージ
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